いっぱいお散歩して、おさかなさんみたいに流れていく車を眺めるのが楽しみだった歩道橋、 なくなっちゃったよ・・・ |
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老いと死はどんなものにも訪れる。避けられない現実よ。 | ||
この1枚を撮った島ノ関駅は歩道橋撤去工事と時を同じくしてホームがピカピカになったわ。 何もかもが終わっていくだけではないのよ。 |
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ありがとう。ちょっとだけ元気が出たよ | ||
どうしてなくなっちゃったんだろうね? | ||
まだまだ使えそうに見えるけど、実はもうボロボロなの。 そもそも、歩道橋はギャラリーではなく、命を守る道具だったのよ。 |
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どういうことなの? | ||
「交通戦争」で検索してみなさい。 | ||
・・・・・・・・大変だったのね。歩道橋さん、長い間おつかれさま。 | ||
今もまだ、ゼロにはなっていないから、終わったとは言えないわ。 さてここで問題。この歩道橋は誰が守っているかな? |
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うーん・・・・・・社協さんかな? | ||
方向は合ってるけど的は外してるわね。 ・・・下の道路は県道。 みんなの税金で守ってるんだから、みんなで守ってる、と言えばわかるかしら? |
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私も仲間だったのね!気付かなかったけど・・・ | ||
その気がなかったのなら、そうじゃないのかもね。 つまり、守れる人がもういないってこと。 |
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えっ、もういないの? | ||
もう既に、日本の人口は減り始めている。 滋賀県も例外ではないわ。 今から当分、あらゆることの根本原理に「人が減っていく」ことを意識しないといけないのよ。 |
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余力のあるうちに、ということですね。 | ||
暗い話ばかりでもないのよ。 歩道橋はなくなったけど、歩道は見通しが良くなったわ。 それに、人が減っていくということは、一人ひとりがだんだん大切になっていくということよ。 |
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カッコイイ沙夜さんも、今もこれからも大切ってことね! |