いっぱいお散歩して、おさかなさんみたいに流れていく車を眺めるのが楽しみだった歩道橋、

なくなっちゃったよ・・・

この１枚を撮った島ノ関駅は歩道橋撤去工事と時を同じくしてホームがピカピカになったわ。

何もかもが終わっていくだけではないのよ。

まだまだ使えそうに見えるけど、実はもうボロボロなの。

そもそも、歩道橋はギャラリーではなく、命を守る道具だったのよ。

今もまだ、ゼロにはなっていないから、終わったとは言えないわ。

さてここで問題。この歩道橋は誰が守っているかな？

方向は合ってるけど的は外してるわね。

・・・下の道路は県道。

みんなの税金で守ってるんだから、みんなで守ってる、と言えばわかるかしら？

その気がなかったのなら、そうじゃないのかもね。

つまり、守れる人がもういないってこと。

もう既に、日本の人口は減り始めている。

滋賀県も例外ではないわ。

今から当分、あらゆることの根本原理に「人が減っていく」ことを意識しないといけないのよ。

暗い話ばかりでもないのよ。

歩道橋はなくなったけど、歩道は見通しが良くなったわ。

それに、人が減っていくということは、一人ひとりがだんだん大切になっていくということよ。