私の知っている『銀河英雄伝説』アニメ版は、どこのパン工場やねん!と言わんばかりの勢いで死亡フラグを多産多死する作品でした。

例えば、主人公の親友@轟沈寸前の艦橋で血まみれで倒れて形見を握りしめながら「ジェシカ・・・帰ったら結婚だ・・・ガクッ」←1話からこれです。

「4時半の方角に敵だと?ほう、4時半とは午前か?!午後か?!」といったエスプリに富んだ迷言も頻出し視聴者に飽きさせない工夫を随所に感じます。

以下、ネタバレ注意でございます!

 

後半になるとこんなものもあります。

主人公の部下にルッツ提督という人がいるのですが、ある時テロに巻き込まれて病院にかつぎこまれ・・・その病院の看護婦とイチャイチャ。

元気になったルッツ提督、部下にこう漏らします。

「俺、ハイネセンから帰ったら結婚しようと思うんだ」

ルッツ提督と看護婦さんとの進展は作中ではABC描写特になかった(これに関連して、全部見た人なら同盟軍中将シェーンコップさんのアニメ内での格はそこいらの元帥では到底太刀打ちできないことがわかるはず)ですが、どうやら婚約したようです。

ここで大変残念なお知らせですが、ハイネセンへの途上にある一惑星で主人公とおやすみしているルッツ提督はまたしてもテロに巻き込まれます。

テロリストとの奮闘むなしくルッツ提督は凶弾に斃れてしまいます。

そのルッツ提督が最期に残したおことば「マインカイザー、あなたの御手から生きて元帥杖をいただくつもりでしたがどうやらかなわぬようです。マインカイザーはどうか長生きしてください・・・」・・・婚約者どこいったんですか?!看護婦!看護婦!せめて最期くらい名前呼んであげようよ!(注:マインカイザー=皇帝陛下、つまり主人公のおハルさんを指している)

ちなみに、「首都に帰った主人公はルッツ提督の婚約者さんを遺族として遺族年金を支給しようとしたが、婚約者さんは固辞した。遺族年金は看護婦向け奨学金にして奨学金にルッツ提督の名を冠することにした」という描写が後から出てくるので、筆者さんはルッツ提督の婚約者を忘れてない・・・ということでいいですよね?(ルッツ提督の、肉体滅びてもなお看護婦フェチの勇名を後世へ轟かせるそのさまは、まさに銀河の英雄の伝説にふさわしいと言えるでしょう)

ところで、このテロ事件が起こる前、作中最大の激戦地イゼルローン回廊で主人公同士の因縁の対決があった時も(この作品には主人公格が2人いる。ちなみに結果は両者痛み分けに終わる)、激戦の中で主人公の部下のシュタインメッツ提督が斃れます。シュタインメッツ提督の最期のおことばは「グレーチェン・・・」・・・・・グレーチェンとはシュタインメッツ提督が事実婚してたお嬢様のファーストネームです。フルネームはたしかグレーチェン・フォン・エアフルト。シュタインメッツ提督は命の燃え尽きるまで心に決めた女性を想い続けたのでした。

・・・どこに差があったんだろう・・・。

それはさておき。

ルッツ提督の弁慶式大往生はシュタインメッツ提督とは違う演出をしよう、という筆者さんの熱い気合が伝わってきますね。

 

そうしてバブル残骸期の映像を頭にプリンティングした伝記マニアにわかが新しい生命の鼓動を期待し新アニメをスクリーンに投影した結果・・・・・、あるはず(と勝手に思い込んでいた)のものがない。

散った桜を掃いている時の気分がわかりますか?散った桜を掃いてみたら多分わかりますよ。

老兵は去るのみか。

 

新アニメでとがったところ見つけた方は教えてくれると嬉しいかもです。

来年は映画上映もあるらしいので、楽しみにしています。

 

注:この記事中の一部の単語は旧作アニメの上映時期に合わせた表記となっております。

今回も前回に続き大津のローカルネタです。

2018年4月27日から、浜大津周辺エリアで「ofo」によるシェアサイクルサービスがスタートしました。

これにより京阪電車を使っていた人が自転車に移行して京阪の利用者が減少してローカル線的負のサイクル化に拍車が・・・かかるとは限りません。

自転車は京阪電車の補完機関として相性が良いです。京阪はぶっちゃけトラムとしては駅間がちょっと長いのでアクセスエリアが微妙にカバーしきれないんです。しかし大津の元々からの市街地は道が狭く一通も多いのでBRTとかやるには都合が悪い。道を拡げる?それは市街地を破壊するだけです。60年前、大津百町の西端の大谷と一里町はそうやって街機能喪失しています。国道1号線と京津線と名神高速が並走してるあたりを走ってみていただければその結末がわかると思います。BRTがダメならどうするか。自転車、なかなかいい選択肢なのではこれは。

しかしシェアサイクルも有料。アクセスが向上するとはいえ、京阪+シェアサイクル代で利用者にとってはコスト増。大津市が出してる統計を見てる感じ、家計が大きくなってるとは思えん(検証が足りんだけという可能性もあるが)ので、モビリティコスト増ではたしてこれから回っていくか、大いに疑問です。例えば「京阪に乗ったらシェアサイクル値引き」のような補助が必要なのではないでしょうか。財源が確保できてからでもいいのでできるだけ早く。

公共交通利用促進補助の財源・・・例えば、富山市の事例では、公共交通の集結地に集客施設の整備を行った結果、集客増による地価増からの固定資産税増収となり、その増収が市街地整備のコストを上回ったので、それを財源に公共交通利用者への補助を行っています(運行者から見たら客単価が減るので、それを放置したら利用者が増えるほど運行者が苦しくなります。そうならないように行政が補填しているということです)。大津でも同じ手ができないだろうか・・・なんとも言えないですが、個人的には実現可能性は高くないと思ってます。人口重心はマンションがバンバン建ってるにおの浜の方に移ってしまっていますね。それだけが原因ではないですが、結局これまで明日都のテナントは定着せず入っては撤退を繰り返しました。さて、どうするか?・・・街の資源と市の予算を分析すればヒントが得られるかも。

つづく。