1年を振り返るにはまだ早すぎる時期ですが、今年の活動は正直言って不作だったな、と思っています。なんと言っても休みの日が少なすぎました。休みが10週間開いたりもしました。どうしてこんなことになってしまったのか。・・・まあ、頼まれごとを引き受けすぎたからなのですが、それは表面に現れた事象に過ぎないので、もう少しだけ掘り下げて考えてみました。
 
 
 最近のある時、災害からの復興について勉強していた時の事なのですが、次のような考えに出会いました。「災害からの都市の復興にはこの3要素が欠かせない。思想と、技術と、体制だ」・・・なるほどなるほど、と思いながらペンを進め、そこで思い当たりました。「ものづくりもこれと一緒じゃん!」
 
 思想が不十分なら、できあがったものは「何かが足りない。けどそれが何なのかはよくわからない」という結果になります。技術が不十分なら、できあがるのにとても時間がかかります。体制が不十分なら、プロジェクトが進みません。何かを作り上げるにはこれらがすべて揃わないとできないでしょう。・・・自分ないし当事者が納得しているのであれば、思想・技術・体制それぞれの内容を言語化できる必要はありませんが。思想・技術・体制すべて揃えるのはとても大変なことです。逆に、我々がいただいている完成品は、それらが揃ったという「奇跡の産物」であることを忘れてはならないかもしれません。
 
 自分がこれまで作ってきたものを振り返ってみて、思想と技術と体制がどうだったのかを分析して、その結果にある程度納得しました。また、今手掛けているものについても分析して、足りないものがちょっとだけ見えた気がします。とりあえず、来年は「毎週1日は休みを確保する体制」を守れたらいいな、と思います。