京阪本線 路線紹介

 京阪本線・鴨東線(けいはんほんせん・おうとうせん)は大阪の淀屋橋駅から京都の出町柳駅まで51.6kmを結ぶ鉄道路線である。淀屋橋駅から京都の三条駅までが京阪本線、三条駅から出町柳駅までが京阪鴨東線に所属する。正式には淀屋橋駅から出町柳駅までが2 路線となっているが、旗艦列車である特急を含めほとんどの列車が直通運転を行うため、2路線であることを意識する者は少ない。大阪側は天満橋駅で合流する 中之島線と直通運転しており利便性が高い。大阪側は市役所に近い淀屋橋・証券街である北浜・府庁に近い天満橋・オフィス街の京橋それぞれの中心に駅があ り、京都側は中心市街地を縦断して祇園四条駅・三条駅・出町柳駅が置かれており、大阪・京都どちらも中心市街地同士を結んでいる。新宿や梅田のような「駅 に集まった駅」ではなく「街の中の駅」の色が強いことが京阪線のターミナル駅の特徴である。街と街とを結んでいる京阪本線・鴨東線はいわゆる都市間鉄道と 呼ばれる部類である。

 京阪本線・鴨東線は大阪側ターミナル・京都側ターミナルどちらも地下線である。大阪側は淀屋橋-天満橋が地下駅、京都側は七条-出町柳が地下 駅である。乗っていると、大阪の都心は地下で通りぬけ、地上に出て疾走し、再び地下に入り京都の都心へ到達する、という変遷である。京都駅から高槻駅まで 止まらない列車や品川駅から川崎駅まで止まらない列車とは異なる趣を味わうことができる。
 淀屋橋駅から樟葉駅までが大阪府、橋本駅から出町柳駅までが京都府である。樟葉駅までは大阪通勤圏であり平日朝には全国屈指の密度で列車が運転される。
 

京阪線の車両紹介

2200系

 京阪2200系は1964年に建造された京阪本線の急行用車両である。2000系(1959-1982)と同様所謂卵状の形状の車体が採用されている。

 急行での運用のため加減速の頻度は比較的低く、2000系で加速度を最大化したことと対称に2200系では高速運転を考慮した性能である(ただし1000系・5000系と比べ定格速度が低く高速域での伸びは弱い)。複々線区間では110km/hで走行する姿も見られる。

 制御方式は抵抗制御であったが、後に一部編成が界磁添加励磁制御に更新されている。

 京阪本線淀屋橋-樟葉間で8両編成の運転が開始される際、6000系に先んじて8両で組成された。2003年まで8両編成で急行運用に入ることも 多かった。2015年現在、7両編成で運行されている。最盛期は100両以上在籍していたが、老朽化のため廃車が開始されており、大きく数を減らしてい る。組み換えが多くなされたため、車番の順序が複雑になっている。

 内装は緑を基調としている。一部車両にははね上がるつり革が設置されている。

 

8000系

 京阪8000系は1989年に建造された京阪本線の特急用車両である。鴨東線(三条-出町柳)開業に際し、特急車全編成7連化のため3000系組み込み用の中間車がまず建造されたが、洗練された居住性のために乗客が殺到することとなった。好評によりその後まもなく3000系を置き換える特急車として増備が進められることとなった。

 京阪初のワンハンドルマスコン採用により、大阪京橋-京都七条間約30分の通過運転も操作が容易になった。45km/h以上の任意速度で定速運転が可能である(3000系は5km/h刻み)。

 後にダブルデッカー(二階建て)車の増結により8連での運用となる。ダイヤ改正により2003年から途中枚方市・樟葉・中書島・丹波橋にも特急が停車するようになり輸送の役割が広がった。8連10編成が在籍し、日中10分間隔の特急計12運用のうち8運用をまかなっている。長く「日本一豪華な無料特急」として知られるが、有料車「京阪特急プレミアムカー」の組み込みが計画されている。(2016年現在)

 

 

京阪線には他にも多彩な車両が走行しています。今後紹介していきますので、お楽しみに。